2022年6月12日(日)に、「遊戯王OCG」のリミットレギュレーションが発表されましたね。個人的な印象に残った感想を述べたいと思います。独断と偏見が多々あると思うので、「この人はこんな風に考えるんだ」程度の認識でいただけますと幸いです。私自身のプレイングも下手なので…。
禁止カード
・餅カエル【制限⇒禁止】
・水晶機巧-ハリファイバー【制限⇒禁止】
・虚無空間【制限⇒禁止】
「餅カエル」は現環境トップシェアの一つである新規テーマ「スプライト」で多く採用されているカードですね。後半は同じく新規テーマである「ティアラメンツ」のシェアが多くなっている印象でしたが、やはり禁止になりましたね…。個人的にはあまり影響がないですが、今後、スプライトのデッキ構築がどうなるのか気になります。私は「イビルツイン」との組み合わせを検討しています。
「水晶機巧-ハリファイバー」はかなり驚きました。何というか規制かけタイミングは多々あったカードなので、それでも規制がかからなかったので…。聖域的なものでもあるのかと思っていました。ガチデッキ、カジュアルデッキ問わず採用されている印象がありますので、デッキ構築を見直すプレイヤーさんはかなり多いと思います。いつ禁止になってもおかしくはないという性能ですから、納得はしますが…。「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」も禁止指定されたということで、今後の商品展開及びゲームバランスを考慮しての禁止なのかなぁと思いました。「水晶機巧-ハリファイバー」の影響で禁止になったチューナー関連のカードが緩和されることは期待できますね…。私自身も大変お世話になったカードです。「今までありがとう。お疲れ様!!」と労いたいです。
「虚無空間」は妥当ですね。はい。永続罠サーチをする新規がきたことで、私も予想していました。「王宮の勅命」も前回に禁止になったし。現代遊戯王ではゲーム性を損なうカードだと思うので、喜ぶプレイヤーさんの方が多いのではないでしょうか。ぐーへいの偏見ですが,,,。
・イーバ【無制限⇒制限】
・魔導書の神判【禁止⇒制限】
・烙印開幕【準制限⇒制限】
「イーバ」は宣告者型の「ドライトロン」で採用されていたカードですね。マスターデュエル環境で印象に残っている人も多いと思います。宣告者型の「ドライトロン」では2枚採用が多い印象でしたので、若干のパワーダウンにはなると思います。ただOCGでは宣告者型の「ドライトロン」は環境トップではないため、今後の商品展開で天使族強化が来る布石かもしれません。
ぐーへいは10期から始めたので、すでに禁止になっていた「魔導書の神判」については無知のため、語れません。申し訳ございません。当時の環境では壊れ性能とのことですが、「灰流うらら」がある現環境にどう影響を与えるのか楽しみですね。「エンディミオン」などで採用されたりするのでしょうか。
「烙印開幕」は「スプライト」や「ティアラメンツ」が登場する前の環境で猛威を振るった「デスピア」や烙印ギミックを組み合わせたデッキで採用されていたカードですね。最近の結果報告では烙印関連は見ない印象でしたが、今後を見据えての規制かもしれませんね。安定性が落ちたデスピアが新環境でどうなるのか注目です。
準制限カード
・A・ジェネクス・バードマン【制限⇒準制限】
・ふわんだりぃずと謎の地図【無制限⇒準制限】
・烙印融合【無制限⇒準制限】
A・ジェネクス・バードマンは「水晶機巧-ハリファイバー」が禁止になる影響の緩和でしょうか?
ぐーへいはあまり使用したことがないカードですが、今後のシンクロ関連テーマにどう影響を与えるのか注目です。
「ふわんだりぃずと謎の地図」は「ふわんだりぃず」関連の規制です。いずれ何かしらの規制はかかると思っていましたが、このタイミングは驚きました。YCSJなどの活躍が影響したのかもしれません。個人的に次回の環境では、「ディメンション・アトラクター」をデメリットなしに採用できる理由で、「ティアラメンツ」の対抗馬として注目しています。この規制が環境に影響を与えるのか注目したいです。
ストラクチャーデッキ ALBA STRIKE(アルバ・ストライク)の再販がある程度、行き渡ったこともあり、やはり「烙印融合」は規制されましたね。こちらの規制は多くのプレイヤーが予想できたと思います。ただ環境トップの「ティアラメンツ」の主流が烙印型から、「輝石のデュエリスト編」で登場したイシズ関連のカードと組み合わせたデッキに移り変わっている印象があります。いわゆる「イシズ・ティアラメンツ」と呼ばれていますね。基本パックの新規次第で変わると思いますが、現状が環境に与える影響は少ないと思っています
制限解除カード
個人的に印象に残ったカードへの感想を述べたいと思います。飛ばしているカードあるので、ご理解いただけますと幸いです。
オルフェゴール・ディヴェル【準制限⇒解除】
調弦の魔術師【準制限⇒解除】
深淵の暗殺者【準制限⇒解除】
雷獣龍-サンダー・ドラゴン【準制限⇒解除】
ローンファイア・ブロッサム【準制限⇒解除】
氷結界の龍 トリシューラ【準制限⇒解除】
発条空母ゼンマイティ【準制限⇒解除】
終わりの始まり【準制限⇒解除】
サンダー・ボルト【準制限⇒解除】
霞の谷の神風【準制限⇒解除】
龍相剣現【準制限⇒解除】
「オルフェゴール・ディヴェル」は完全に制限解除となりましたね。個人的に「オルフェゴール・ガラテア」が緩和されるかなぁと思ったのですが違うようです。
「雷獣龍-サンダー・ドラゴン」は「サンダー・ドラゴン」を使用している私としてはとても嬉しいです!!
まぁ「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」も禁止になったので、緩和してもいいのかなぁと思っていました。「ディメンション・アトラクター」を採用できるデッキタイプのため、大会に参加する機会があれば使用したいと思います。ちょっと楽しみですね,,,(笑)。この調子で「雷鳥龍-サンダー・ドラゴン」も緩和してくれたら…。
「ローンファイア・ブロッサム」は植物リンクなので使用されていた印象があります。植物族の汎用モンスターなので、選択肢が広がって嬉しい人は多いのではないでしょうか?
「氷結界の龍 トリシューラ」も緩和されましたね。今の手札誘発が多い環境では採用しても一枚の印象があります。除外を活用するテーマも増えてますし…。ただ汎用除去であるのでたまに見かけるかもしれません,,,。ぐーへいの周りでは見かけないので…。
終わりの始まりは未開域と暗黒界を組み合わせたデッキで見かけました。確かYCSJでも凄く展開していた印象があります。2022年8月6日(土)に『遊戯王OCG デュエルモンスターズストラクチャーデッキR -デビルズ・ゲート-』が発売予定なので、こちらに合わせた緩和かもしれません。大会で見かけそうですね。
「サンダー・ボルト」はびっくりしました。本当に。確かに破壊耐性持ちのモンスターが増えてきたとはいえ、緩和することに驚きました。「ティアラメンツ」などには微妙な印象ですが、今後、後攻のサイドチェンジで使用を検討されそうです。ターン制限などのエラッタもないとは…。
「龍相剣現」は「相剣」のサーチカードです。しばらく環境で見かけないので、緩和されても問題ないと判断されたと思います。マスターデュエルからOCGを始めてみる人には良いきっかけになるかもしれないですね。2022年6月時点のマスターデュエル環境でよく見かけるので、効果も覚えている人が多いと思うので。
最後に
「水晶機巧-ハリファイバー」は非常に驚いた制限改訂でした。ただ個人的に「雷獣龍-サンダー・ドラゴン」が緩和されたことが嬉しかったです。事故率が高いデッキなので、安定性の向上に繋がればと思います。「烙印融合」は今後もアルバス関連のエピソードが続くことから、新規強化の期待が見込めます。今後の環境にどう影響があるのか注目したいと思います。というか次回は「ティラメンツ」関連カードが規制されそうですね…。